精神疾患を患ってから社会復帰するのに10年以上かかった。はじめの3年は家から出れなかった。症状を改善するために処方された薬が自分に合うまでが大変だった。ある時は液体状の薬を飲んで家に帰る途中グルグル目に見える景色が回り続けて真っ直ぐ歩けなかった。怖い経験もした。
そしてこれはよくあることなのだが太る薬がある。ある時、診察を待っていたら女性患者が先生に太てしまったじゃないですか。もう薬はいりません。と大声を出して怒って帰ってしまった。のを見かけたことがあった。私も20キロ以上太ってしまった。
確かに太る薬はあるが安定剤は眠気がひどいので食べて寝てる生活続けていれば太るだろう。
そんな生活習慣を続けていたら90キロになった。さすがに怖くなり母親に泣きついた。
ミシンを踏みながら母から保健所に電話かけて相談し!と一喝された。それから保健所に電話を入れて保健師さんと面談を受ける事になった。2時間事情を説明するのに喋りつづけた。バテバテだった。そして個人的に生活習慣を変えるアドバイスを受けることになった。今で言うレコーディングダイエットだった。毎日の食べた物をノートに書き出し1ヶ月ごとに保健師さんにアドバイスを受ける。1年程頑張って通った。結果20キロ痩せる事に成功した。希望の光が見えた気がしてとても嬉しかった。私以上に喜んでくれた保健師さん。感謝しかない。保健師さんはしばらくして転勤されたが本当に親切で熱心な保健師さんに出会えた事に感謝している。何事も行動すること(電話一本かけること)で良い出会いにも恵まれて前に進む事ができる。しんどい時は仕方がない。治療に専念すればいい。それからは自分自身が行動する事がとても大事だと思う。医者は病気を完全には治してくれない。と今でも思うことがある。