入院前のコロナ検査。

昨日は父の入院日でした。前の晩から外出させないように母が22時まで仕事場の隣で父を見張っていました。寝不足から母は朝から機嫌がものすごーく悪く私にも当たり散らしでした。父は病院の予約時間まであまりないのにちょっと用事があるからとそそくさと出かけて行きました。まだ手術に迷いがある父でした。

寒い雨の中、徒歩とバスを利用して病院の入院受付までやっとたどり着きました。母はその間もすごーく機嫌が悪かった。

受付の担当に父は名前を伝えるとなんと、3日前から咳、喉の痛み、鼻水が出ます。と言いはじめました。

結果、入院前のコロナ検査を受ける事になり沢山の荷物を持って1時間待つことになったのです。母は父に背中を向けて座っていました。「ここまできてまだ抵抗するか」と鬼の様な顔になっていました。私は呆れてヘラヘラ笑っていました。

大病を患うと気持ちがコロコロ変わるらしい。最後まで手術から逃げ出したかった父。母と私はそんな父に最後まで寄り添うことは出来てなかったと思う。

就寝前に動揺していると思い父の携帯をかけてみた。「ここまできたらもうまな板の鯉や」大きな父の声が聞こえてきた。

母は疲れてかすれた声で「父がやっと腹をくくった!」と嬉しそうだった。

その夜は母も私も久しぶりに爆睡出来た。

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