祖母(父方の母)の28回忌のお参りに両親と3人で行ってきた。父は癌を患ってからよく1人でお参りに行っていた。母はこの日が久しぶりの外出であった。最近、仕事がちょくちょくあるので母は以前のように元気になっている様に見えた。
私は母の態度に嫌気が差し我慢の限界が来て家族の縁切り話をしていたが母の謝罪の言葉でそれはとどまっていた。
あれからそう長く時間はたっていないが母は2人で旅行に行こう。とか真珠のネックレスを今度譲るとか友達はいなくていいから私が話し相手でいてくれたらいいからと事あるごとに私にそんな話をする事が増えた。仲直りがしたいのか子どもの私に気を遣っているのか正直わからない。
お参りは粛々と進み、巫女さんに鈴を鳴らしてもらい、祖母の名前も読み上げて頂いた。おばあちゃんお参りに来たよ。これからも見守ってくださいと手を合わした。
お参りの帰り道に母をお茶に誘うとお参りの後に寄り道はアカン。お金を使わんでええと1人で先の方まで歩いて行ってしまった。父も私も呆れていた。いつもの母だった。
母の態度がコロコロ変わる。私は人の考えている事を察することが苦手である。今度、母に何で優しくするのかそれとなくたずねてみようと思う。久しぶりにお参りに行けてその夜はぐっすりと朝まで眠れた。